ARTIST
/ プロフィール
1960年代後半、戦後生まれの世代が多感な若者に育ってきた時代、
それまでの歌謡曲の世界とは全く違った音楽がアメリカから渡ってきた。
ボブ・ディランやPPM、キングストン・トリオ、等
をはじめとする「アメリカンフォーク」
日本の若者達は今まで想像もしなかった
「自分で作詞作曲した曲を自分で演奏しながら自由に歌う」
という、新しい音楽スタイルの虜になる。
ギターを持つだけで「不良」と言われた時代。
それでも若者達は、コードも知らぬままギターを持ち、独学でそれぞれの思いを歌い始めた。
・・・「フォークソング」の始まり
やがて、そのメッセージ性の強さは、
当時、社会に抑圧されつづけた若者達の不満が頂点に達し社会現象にまでなった「学生運動」とリンクし、
彼らの代弁者として数々の偶像(スター)を輩出させたのである。
そんな青春時代を過ごした若者たちも就職を機に長い髪を切り、
スーツを着て社会の一員として組み込まれていく。
高度成長を担った激務と子育てに追われ、今の日本の発展を支えた世代。
その世代がいま、定年を迎え、再び自由な時間を手に入れた。
はたまた、同じ青春時代を過ごした若者の中に、今日の日本の音楽シーンの基盤を築き、今も歌い続けるアーティストとして生きてきた者達がいる。
堀内孝雄、ばんばひろふみ、杉田二郎、高山厳、因幡晃
の5人である。彼らもまた
40年以上音楽の道をひたすら歩んできた。
歳はとったが気持ちはあのころと変わらない・・
あの頃聞いた音楽を通して、
同じ時代を生きてきたファンの皆さんと
思い出を共有したい。
そして、若い世代にも自分達の生きた時代を知ってほしい。
そんな5人が集まり、
「ブラザーズ5」というユニットを作りました。
『もう一度再会しませんか?』
5人のヒット曲はもちろん洋楽・邦楽の懐かしい青春ポップスを5人揃ってのスペシャルステージでお届けします。
アツいだけだったあの頃から、円熟し洗練された大人のステージを皆さんと一緒に楽しみましょう。